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zoom RSS ドラえもん 2009年12月

<<   作成日時 : 2010/07/26 00:22   >>

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というわけで、なんとか12月分までは済みました。



12月4日「のび太の町にブラックホール」

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丸を書くとそこから何でも吸い込むブラックホールペンと、吸い込んだものを吐き出すホワイトホールペン。のび太は徹頭徹尾、書いた穴を消す素振りを見せていないというのに、そんなのび太のそばを離れるドラえもんは迂闊すぎるぞ。いや、毎度のことだけど(笑)。

のび太が放置した穴に次々と人や物が吸い込まれますが、吸い込む量は原作よりもパワーアップしている様子。そのため最後のオチも滅茶苦茶だけどノリがいいから良し。その分、のび太の「0点で良かった」という決め台詞がボンヤリしたのはもったいない。のび太が書く穴が大きすぎることをさりげなくドラえもんの台詞で語らせる細やかな描写のある一方、のび太が人間消失事件の噂を耳にする辺りでののび太のリアクションの繋がらなさが気になる。絵コンテのミスか?


12月4日「ジャイアンのいい所はどこ?」

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2人1組になって相手の良い所を作文に書くことになり、のび太はジャイアンと組むことになるが良いところが書けないため、ペンで書いた通りの人になるソーナルペンを使う──というアニメオリジナル回。似た名前の道具として「ソーナルじょう」があるのでそこから発想したと思われます。

アニメオリジナルながら道具及び使い方はきちんとドラしていて、クライマックスは感動展開、でもオチがきちんと用意されていて、そこに被さる締めのモノローグは感動系という、ある意味、わさドラ完成型な仕上がり。でも個人的には最後のモノローグはちょっとクドい。"心の友"なのはその前までで十分伝わっているのだから、笑わせながらちょっといい話だったと感じさせるぐらいの方がドラらしい収まり具合だと思う。



●ドラえもんクリスマススペシャル2009

12月11日「聖夜ののび太クロース」

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1時間SPのメイン。毎年クリスマスプレゼントに不満なのび太がサンタメールを使って望み通りのプレゼントを貰えたことから、他の人にもサンタメールを配るが、サンタメールは未来の有料サービスで他の人にはプレゼントは届かなかったため、のび太自身が奔走してプレゼントを配る話。原作は当然「サンタメール」ですね。

原作の商品コピー表現はアレなので、のび太が自力で廃品等を集めてタイムふろしきで直す展開に変更。これは物語に沿いながらのび太の努力を描けるという一石二鳥の巧さ。幼い兄妹が絡むことでのび太の努力が至極真っ当なこととして描かれるのも良い。

幼い兄妹の母親を彼女が一人で営む居酒屋から連れ出す辺りがちょっと浅いのが残念。サンタが店番で解決なんて子供の理屈だけで進めすぎ。ここは客ののびパパらが「ここは大丈夫だから行ってやりなさい」と送り出してほしかった。そして、のびパパは家で待つ家族に思いを馳せたりすれば構造は完璧。感動話なのは季節物SPなのでまあいいか。その分、通常回の感動話を減らして下されば。

どうしても気になるのは、サンタメールは有料のプレゼント配達サービスなのに、劇中ではあくまでもサンタはいる体で語る矛盾。しずかちゃんらが本気でサンタを信じる姿には無理を感じるし、最後は本当に信じているのか曖昧だったり。まあ、ギリギリで上手く収めたってところではありますが。サンタ=親描写で苦情を寄せる人がいるこんな世の中じゃ。


12月11日「マッチ売りのドラミ」

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3分少々の短編。ほぼブリッジアニメですね。ドラミたちがマッチ売りの少女を撮影しているというメタフィクションになっており、ドラミが物語にそぐわない行動をしたところがオチで撮影中断。次のシチュエーションへ移行してまたもドラミが勝手に改変する──という流れのショート作品。捻りのない内容でドラミファン向けかな。



●大みそかドラえもん映画30周年!全部見せますスペシャル

12月31日「どら焼き伝説を追え!」

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どら焼きを初めて作った人物が武蔵坊弁慶だと知り、どら焼きの元祖を食べたいがため暴走するドラ。そのせいで武蔵と牛若丸の出会いが邪魔されてしまうというアニメオリジナル話。ドラとのび太の地に足がついていない感じが、過去にタイムスリップしたというよりも牛若丸の絵本か何かに入った程度にしか感じないのが難。

一応、途中で現代に戻った時点で歴史が変わっていて、どら焼きが存在しない世界になっていたというSF展開はあるけど、終始ドラが暴走しているだけなので現実感に乏しい。ツッコミどころとしてはドラは武蔵と牛若丸の対決時期まで知っていたのに何故タイムスリップする日付を早めたのか。結局、ドラたちの介入全てが最初から歴史に組み込まれていたというタイムパラドックス系王道なオチでしたが、それすら腑に落ちないほどにドラの一人相撲な話でした。


(再)「海賊大決戦〜南海のラブロマンス〜」

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2007年6月28日放送の1時間SP作品の再放送。しずかちゃんとドラミが大航海時代のハンサムな海賊のピンチを目撃して助けに行く話。ドラミの道具があるからとはいえ、いきなりノリノリで戦うしずかちゃんは飛躍しすぎだし、そもそもラブロマンス話を作るための助走部分を端折りすぎ。一発で正義のイケメン船長を見つけるってどんな確率ですか。しずかちゃんがその後もいっぱしの戦士気取りでいる姿は場違いにしか見えませんが、見ている女の子たちにとっては「戦う美少女」はウケが良いことでしょう。のび太たち男子陣を事情を知らないマヌケに描写する辺りなんて完全なる女の子向け。悲しいくらいにドラである必要のない話です。


(再)「バイバイン」

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2008年7月25日放送の通常15分回の再放送。ただ栗饅頭が5分毎に倍に増えるだけの話。食べなければ増え続ける恐怖だけを突き詰めた快作。最後にホラーやパニック系で定番の大オチが足されているのも恐くてGOOD。しかし、アレって焼却処分は出来ないのだろうか。


12月31日「45年後…〜未来のぼくがやって来た〜」

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45年後ののび太がやってきて一日だけ現代ののび太と入れ替わり過ごす話。45年後ののび太はノスタルジーに浸るため、現代ののび太は良い事なんてないと思う今の子供時代から離れてみるため、2人は互いの体を交換する。物語の中心は大人のび太が子供時代を再体験する部分で、子供時分に当たり前に思うひとつひとつの事が如何に素晴らしいものかを問うものとなっています。とはいえ、大人のび太が既に失ったものがまだそこにあるのだから宝石のように感じるのも当然。子供のび太にとっての「おばあちゃんのおもいで」と一緒です。

本作の肝は子供のび太が大人の体で体験する部分。子供目線では分からない大人の世界に身を置いて得る何かを、大人のび太の体験と同格に引き上げようとアニメオリジナルで増量した模様。でも、ノスタルジーの分かりやすさに比べ、先の未来を感じさせることは難しい。知らない土地まで歩いていくくだりなどは、子供の頃は無限だった世界が大人になると箱庭のように感じることを表現したいのでしょうが、正直、伝わりにくい(特に子供には)。

なんとなく、画作りによる積み重ねで、それとなく、子供のび太に心境の変化を与えた感じ。最終的には大人のび太が言葉で直接的に語るので見ている子供も分からなくもないでしょうが。絵コンテ(兼脚本)はドラ感動短編映画などの監督でお馴染みの渡辺歩。作画も丸山宏一作監といういつもの布陣でよく動かしてます。いつもであれば私の苦手とする絵柄&動きでしたが、今回は作画ありきで完成している作品。本作は先月の「のび太もたまには考える」のような疑似最終回エピソードなので、年末の締めとしても相応しかったです。とはいえ、ただでさえ感動話が多いわさドラなのだから、最終回のやりすぎもこの辺で押さえてほしいところ。



※大みそかスペシャルの合間のブリッジアニメは「アルティメットクイズショー」というクイズ大会を開催する体。映画30周年を記念してテーマ毎に映像もふんだんに用意。とりあえずしずかちゃんの入浴シーンをわざわざ独立させて放送したことに拍手(笑)。

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