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zoom RSS 2014秋の新アニメ感想

<<   作成日時 : 2014/11/11 00:00   >>

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延び延びになっていた今期の新番組チェックがようやく終了。
春秋の番組改変期はちょっと多いからめんどい。

ちなみに前期終了作品について軽く。
良かった方からだと『月刊少女野崎くん』が大きなハズレがなく最後まで気楽に楽しめた。『スペース☆ダンディ』の最終回はまるで最終回みたいで楽しかった。『ハイキュー!!』は2クールと決められた作りだったことで作画もテンポも落ちなかった。『信長協奏曲』は絵は妥協する代物だったけど展開自体は徹頭徹尾良かった。

『魔法科高校の劣等生』は最初のエピソードはまだ良かったけど徐々に中学生が妄想する最強の僕のお披露目みたいで冷めた。『アルドノア・ゼロ』は序盤以降、緻密さの欠片も無くなって失速。『幕末Rock』はノリを馬鹿に振ることはなく化けなかった。『まじもじるるも』は魔法がドラマにならず日常系に終始して面白味がまるで無かった。

最悪だったのは『残響のテロル』。ハイヴが全く要らないキャラで方向性を見失っていた。『デスノート』をやりたかったのか知らないけど、やること成すこと薄っぺらくて退場の仕方も意味不明のままじゃどうしようもない。よく風呂敷を広げるだけで畳めてないと言うけれど、今作は机に出しただけで広げ方も畳み方も出来てなかった。

では今期の初回チェック。継続視聴をしているものは2話以降の感想も含まれていたりしますがご容赦を。



【日曜日】
  • 『ワールドトリガー』(テレ朝/朝6:30)
    異世界とのゲートが開き、《ネイバー》と呼ばれる怪物が襲ってくるようになった現代日本のとある街。防衛機関《ボーダー》によって怪物の出現を特定場所にのみ限定、撃退することで街は今までと変わらぬ日常を取り戻した。そんなある日、謎の転校生が主人公の中学に転入してくるが、実は彼はネイバーだった……てな初回。主人公が一般人で転校生がボーダー隊員というよくある構図ではない展開はうまい取っ掛かり。ただ、そこを過ぎると普通。絵が平板で作画も良くはない。可もなく不可もない少年漫画アニメ。

  • 『トライブクルクル』(テレ朝/朝7:00)
    背は小さいがダンス好きの少年と、引っ込み思案だが匿名でネットにダンス動画を投稿している少女が出会い、2人でダンスチームを組むことになる……てな話。ストリートダンスには興味もないし好きでもないが、いわゆるコロコロ等のホビー系漫画のアイテムをダンスに置き換えた作りで、作画、物語共に丁寧で悪くない。ダンスシーンがトゥーンレンダCGなのも作品に合っている。正直、アイドルアニメの振り付けよりもよほど正しい使い方だと思う。後半の実写パートは苦痛なので毎回飛ばす。ダンスでクルクルと聞くと「COOL COOL TOON」を思い出すDCユーザーな私です。

  • 『七つの大罪』(TBS/夕方5:00)
    「七つの大罪」と呼ばれる7人は10年前に王国を守る聖騎士たちを敵に回し指名手配されていた。そして現在。とある少年が切り盛りする酒場に王国の第三王女が辿り着く。彼女は聖騎士のクーデターから王国を取り返すため七つの大罪の7人を捜していた。そこに追っ手の手が迫り……てな初回。テンポ良く、情報も過不足なく、よくできた第1話。話はド定番だけどキャラ描写がダサくもクドくもならず良い塩梅だった。表情の付け方とか随所に鳥山明っぽさを感じる絵。初回の敵などかなりDBっぽい。元アシとかなら納得だけどどうなんだろ。

  • 『オオカミ少女と黒王子』(MX/夜10:00)
    (BS11/月曜深夜3:00)
    主人公は高校1年の女子。友達作りを最重要視し、そのためには口からでまかせを言うのもいとわない。ある日、嘘の彼氏話がバレそうになったことから相手の男子にカップル偽装を頼むが、実は彼はドSな性格で……てな初回。別マ原作。こういう中身の無い人間関係に必死になる主人公像って最近の少女漫画でよく見るけど、読者層は同じような強迫観念を抱いてるのかしら。未熟な主人公が彼との日常によって救われる話なんだけど、本人が成長しないからイライラしてしまう。韓国ラブコメのヒロインレベルの酷さがある。

  • 『天体(そら)のメソッド』(MX/夜10:30)
    (BS11/火曜深夜0:30)
    街の上空に謎の円盤が浮かぶ街に父親と引っ越してきた女子中学生。寂びれた天文台にいた謎の少女は彼女のことをずっと待っていたと言う。そして思い出す。幼い頃、この街で過ごし、この謎の少女と約束をしていたことを……てな初回。かつての幼馴染みたちと再会して円盤絡みのよくある青春群像劇が繰り広げられるんだろう。記憶があまりないとかでグダグダしつつ、おどおどするが突発的に気を荒立てるこの手の主人公像は苦手。キャラデは平板。作画は悪くないけど、演技ではなくただ動かすことしかしてないことも多い。この辺をプラスに感じる人には良アニメになるのかも。

  • 『グリザイアの果実』(MX/深夜0:30)
    (BS11/月曜深夜0:30)
    防衛省の"特別の機関"との関係を匂わせる影のある主人公がとある海沿いの田舎町にやってくるところから物語は始まる。彼の「普通の学園生活を送りたい」という希望により、全生徒数5人の学校に転入。その5人の女子生徒たちも皆何か秘密がありそうな……という初回。アダルトゲーム原作。主人公は傭兵っぽい感じだけど、結局、ラノベ原作でよく見るヤレヤレ系と大して変わらず。話も各ヒロインとフラグ立てする学園物で飽きる。絵もこの手のギャルゲーによくある絵柄で、作画も魅力に乏しく、キャラデ:渡辺明夫の無駄使い。

  • 『繰繰れ!コックリさん』(テレ東/深夜1:05)
    一人暮らしの小学生少女が一人でコックリさん遊びをすると狐耳をした白髪長髪の男が窓を開けて入ってきた……てなギャグアニメ。自身を人形と称する電波系で感情を出さない少女にコックリさんがいじられツッコまれる中、少女の食生活の心配して料理したりする。基本的な物語構造は『クレヨンしんちゃん』のそれ。小ネタを並べるばかりで飽きる。30分2本立ての内の1本とかで十分。

  • 『ガールフレンド(仮)』(テレ東/深夜1:35)
    スマホ用ギャルゲー原作。話は無い。高校を舞台にキャラを出すだけ。初回は主人公が人探しをする体でひたすら複数のキャラを登場させるだけに終始。登場人物のどれもがいかにもなテンプレキャラばかりで辟易する。それを喜んで萌える人向け。



【月〜金曜日】
  • 『愛・天地無用!』(MX/夜9:55)
    天地無用の新シリーズは月〜金の5分枠の帯番組として放送。柾木天地が女子高の教育実習生として着任し、そこで様々な騒動が繰り広げられる。今時なキャラデでどうなるかと思ったけど、いつもの面子が登場し、お馴染みの声で喋ってくれたところでようやく受け入れられた。女子高部分だけだと天地である必要はまるで無い。週5で1エピソードという作りかと思いきや金曜日は総集編。途中挿入される異世界編1話がもし複合的に物語に絡むとすると本編5話+それも含めた6話分で1エピソードって感じか。週5の5分枠向けに話は作られておらず、正直、毎日1話ずつだとブツ切り感が強い。総集編を除く6回分を録画してから連続で見るべき。阿重霞の声はやはり七緒はるひになっていたけど違和感なくて良かった。



【月曜日】
  • 『怪盗ジョーカー』(MX/夜7:00)
    (MX/水曜夜7:30(再))
    世間を賑わす世紀の怪盗ジョーカーの活躍を描くコロコロ原作アニメ。OPがコロコロらしくてGOOD。初回は助手になる新米泥棒忍者を視聴者代表にしてジョーカー世界をスムーズに理解させてくれる。怪盗の能力はなんでもありの児童向け仕様だけど楽しい。個人的には婦人警官のギンコがお気に入り。

  • 『オレん家のフロ事情』(BS11/夜11:54)
    川辺で行き倒れていた男を助けたら人魚だった。そして今は主人公の家の風呂に居着いています……てな、5分枠アニメ。腐向けなノリの男人魚がキモいし、声優の演技が棒でギャグが決まらない。声優を実力派にして演出を完全にギャグに振ればまだ見れるかもしれないが、現状の仕上がりには見る価値は1ミリも感じない。同人誌を楽しむつもりで見れる人向け。

  • 『神撃のバハムートGENESIS』(MX/深夜0:00)
    (BS11/水曜深夜0:00)
    モンスターを狩る賞金稼ぎで性格はお調子者の主人公。ある夜、酒場でヘルヘイムへの近道を知っていると与太話をしたところ、それを聞いた謎の女性にその道を教えて欲しいと頼まれる。実はその女性は悪魔で、主人公は賞金首相手のどさくさの中で契約をさせられ尻尾が生えた……という初回。カードバトルソシャゲ原作。バタ臭いがキャラデと作画は良。主人公の朱色のアフロはイデオンのコスモを思い出す。物語はどこかで見たような展開をするだけ。中世ヨーロッパ世界でファンタジーバトルを見るだけの作品。捕縛=カード化という露骨な見せ方が地味佳作にもさせてくれない。

  • 『魔弾の王と戦姫』(MX/深夜0:30)
    (BS11/木曜深夜0:00)
    二つの国の戦争の中で、とある地方領主である主人公も参戦するが敗戦。味方の敗走の時間稼ぎに一人で敵の《戦姫》を直接狙うも捕虜となる。弓の技術を気に入られ敵の戦姫に自分に仕えないかと誘われるが……てな初回。戦姫という存在や描写、台詞や生死に至るまで全体的に軽く、戦記物未満。カッコつけた言い回しが空々しい。個人的にはもう少し地肉が通った人物描写が欲しい。ラノベらしい中二臭さだけど好きな人もいるんだろう。

  • 『なりヒロwww』(MX/深夜1:05)
    拾った猫が夢に出て自分を悪の追っ手から守るためヒロインになってほしいと頼まれた三姉妹のグダグダな日常を描く低予算CGアニメ。15分枠。まんま『gdgd妖精s』。寒いネタ、アドリブなど声優ラジオレベル。そのつもりで楽しむ人向け。

  • 『弱虫ペダル[第2期]』(テレ東/深夜1:35)
    箱根を舞台にしたインターハイ2日目の終盤から始まる自転車レースアニメ2期。前期最終回が本当に「次週に続く」状態だったのでそのままの続き。変わらず面白いが1レースが長い長い。

  • 『異能バトルは日常系のなかで』(テレ東/深夜2:05)
    中二病を患う男子高校生が、ある日、文芸部部室で熱弁をふるっていると、その場にいた他の女子部員4人と共に本当に異能力が宿る事態に。それから半年。能力を密かに試す以外は以前と変わらぬ日常を送るのだった……てな話。タイトルから『中二病でも恋がしたい!』みたいに妄想を繰り広げる話かと思ってた。能力は話の取っ掛かり程度で謎部活放課後ダベリ日常系以上でも以下でもない。主人公の能力だけしょっぱいとかありきたりでオチも弱い。作画だけは良かったのでキャラ萌えする人用。



【火曜日】
  • 『カリメロ』(テレ東/朝7:30)
    タマゴの殻の帽子をかぶった黒いひよこ・カリメロとその仲間たちの日常を描く。今回は海外製CGアニメ。15分枠。TVシリーズとしては3作目か。ヘルメットをかぶったジュリアーノがいる明るい2作目の作風で、カリメロの見た目は1作目同様シンプルに戻った。海外のCGアニメの例に漏れず低年齢層向けの教育的な作りでもの足りない。今回のアニメ化でカリメロが元はイタリアのCMキャラだと知った。そういや確かに目が青い。

  • 『暁のヨナ』(MX/深夜0:30)
    (BS11/火曜深夜3:00)
    古代中国のような世界。とある国の皇女ヨナは従兄弟のスウォンに片思いをしていたが、温和な国王である父は彼だけは駄目だと言っていた。ある夜、ヨナは父の部屋でスウォンが父を殺害するのを目撃。なおかつ自身の命も狙われる。幼馴染みでヨナの護衛を務めるハクによって間一髪逃れるが……てな初回。花とゆめ原作で懐かしさすら感じるド定番な異世界冒険ファンタジー。古いネタを今時の絵柄で描いているかのように今時な表現部分に逆に違和感を感じてしまう。温室育ちの無知娘が世間の荒波にもまれて成長していくのだろうけど、個人的には無知は罪な主人公像にはついつい拒否反応が出てしまう。もう少し録画が溜まったら一気に見るか。

  • 『トリニティセブン』(テレ東/深夜1:40)
    同居する従姉妹との他愛無い日常を過ごしていた男子高校生の主人公だったが、実はその世界は一度崩壊し、魔道書によって主人公の願う世界として作られたものだったことが判明。主人公は魔道書の処分に来た女性魔道士の提案を蹴り、自分の力で従姉妹を救うため魔導学園へと編入する……てな導入部。ここらはまあまあ雰囲気ありそうと思ったが、学園編入後は複数ヒロインのよくあるラノベ系学園物の体裁に。キャラデに特徴無し、作画普通、展開も普通で惹かれる要素は特にない。



【水曜日】
  • 『ガンダムビルドファイターズトライ』(テレ東/夕方6:00)
    (BS11/日曜夜7:00)
    前作から7年後を舞台に3人1チームで戦う新世代ガンプラバトルアニメ第2期。チナの弟が主人公チームにいて、セイの名前が出てきたり、ラルさんが引き続き登場したりと前作との地続き感が嬉しい。もの凄くベタな話をベッタベタな展開で見せてそれがきちんと面白い。ギャン子いいわ。ラルさん役の代役は仕方ないとはいえ残念。広瀬さんの回復を願っております。

  • 『大図書館の羊飼い』(MX/深夜0:30)
    総生徒数5万人のマンモス校に通う主人公。ある朝、《羊飼い》を名乗る者からのメールが届いた時、校門前でチラシを配る女子生徒に路面電車が突っ込む予知をする。彼女を助けた拍子に胸を揉んでしまうが、色々あって彼女の「ハッピープロジェクト」を手伝うことになる。羊飼いとは何者なのか?……てな初回。オーガスタの18禁ギャルゲー原作。主人公の「学年トップの成績だけど面倒だから生徒会長の誘いは断る」という能力持て余し系は見ていて恥ずかしい。羊飼いという縦糸はあるけど、やっていることはよくある謎部活物なので飽きる。線を減らしたキャラデは個人的には良いものだと思うけど元の判子絵好きのファンにはウケが悪そう。

  • 『棺姫のチャイカ[2期]』(MX/深夜1:05)
    (テレ玉/木曜深夜1:05)
    (TVK/金曜深夜1:15)
    (BS11/金曜深夜3:00)
    棺を担ぐ少女チャイカが傭兵兄妹と共に亡き皇帝の遺体を集めるラノベ原作アニメ2期。初回はチャイカたちの遺体争奪エピと平行して前期で起こった事の顛末を報告シーンとして説明していて、前期未見でも状況は把握できる。とはいえ話の途中から見せられる形なのであくまでファン向け。前作未見の身からするとこの手の異世界物でよく見る人物相関以上のドラマは感じられないし、チャイカのキャラにも魅力は感じない。

  • 『寄生獣 セイの格率』(日テレ/深夜1:29)
    (BS日テレ/火曜深夜2:30)
    宇宙から飛来した寄生生物のひとつが主人公・新一の脳への侵入に失敗。彼の右腕だけに寄生し、自我を持ち、喋り、新一との共生生活を始める……。90年代の漫画が待望のアニメ化。時代設定を現代に置き換え、キャラなどもリファイン。原作ファンには違和感があるのかもしれないけど未読組としてはとてもよく出来ているアニメ化に思える。作画も良く見応えがある。



【木曜日】
  • 『デンキ街の本屋さん』(MX/夜10:30)
    (BS11/土曜夜11:00)
    とある電気街にある本屋「COMICうまのほね」を舞台に繰り広げられるオタク系店員たちの日常を描く。まあアキバのとらのあながイメージモデルってことだわな。この手のバイト系は学園謎部活日常系と変わらん。キャラ造形のテンプレさは堪え難く。とりあえずキャラに萌えて業界オタクネタで楽しめる人専用。

  • 『SHIROBAKO』(MX/夜11:30)
    (BSフジ/日曜深夜0:30)
    高校アニメ部出身で今は制作進行となった主人公がアニメ業界で奮闘する姿を描く。P.A.WORKS作品では個人的には『Another』以来に見れる。どうやら『花咲くいろは』に続く「働く女の子シリーズ」らしいけど、初回数話は内輪ウケギリギリの制作群像劇で見やすかった。『花咲くいろは』では背伸びしてリアルなドラマをやろうとして稚拙なものになってたけど、自分たちの業界ネタなら等身大に描ける模様。劇中の言葉はかなりブーメランになるけど大丈夫なのか。個人的には高校の友人&後輩の4人(アニメーター、声優のたまご、CGクリエーター、脚本家志望の大学生)らのドラマが今のところほとんどないのが功を奏してる形。それにしてもモヒカンうぜぇ。

  • 『PSYCHO-PASS サイコパス2』(フジ/深夜0:50)
    ノイタミナ枠。シビュラシステムで犯罪係数が管理される近未来世界を舞台に公安局の活躍を描く第2期。前作でシステムのカラクリが明らかになった舞台で何をやるのかに注目せざるを得ない。主人公だけがカラクリを承知の上で業務を務めている現状が意味あるものになるのかどうか。まあ、焦れったい足枷としてだけだったとしても話が面白ければそれはそれでいい。

  • 『四月は君の嘘』(フジ/深夜1:20)
    ノイタミナ枠。かつては数々のピアノコンクールで優勝する神童だったが、師でもある母の死をきっかけにピアノが弾けなくなってしまった主人公。バイオリニストの少女との出会いがモノトーンの世界をカラフルにする……てな初回。月刊マガジン原作。番宣からOPぐらいまでは繊細な少女漫画系の作品とばかり思ってたけど、本編を見たらいかにもなマガジン系のノリで拍子抜け。幼馴染みのボールが窓ガラス破って頭から血を出すとか、ヒロインの性格裏表ギャグとか、色々とがさつ。作画は良だけど。

  • 『旦那が何を言っているかわからない件』(テレ玉/深夜1:00)
    (TVK/金曜深夜1:45)
    オタクな旦那と一般人の妻の日常を描く4コマ原作5分枠アニメ。この手の○○旦那とか○○嫁というジャンルはそこそこあるけど、ああいうのは基本的に本人たちの日記ものだから面白いのであり、本作のような2ちゃんネタの継ぎ接ぎに面白さは微塵も感じない。

  • 『俺、ツインテールになります。』(TBS/深夜1:46)
    (BS-TBS/土曜深夜1:00)
    ツインテールをこよなく愛する男子高校生。入学式の帰りに謎の少女からブレスレットを託されるが、ツインテールを狙う異世界の怪物が現れたとき、その力でツインテール姿の少女戦士に変身した……てなラノベ原作アニメ。底の浅いテンプレとヒーローパロディ臭がきつくて見ていられない。性転換変身も面白さに欠ける。なんなら主人公は最初からツインテヲタな女性キャラでもいいじゃん。

  • 『甘城ブリリアントパーク』(TBS/深夜2:16)
    (BS-TBS/土曜深夜1:30)
    とある日の放課後、主人公は謎の美少女転校生にマスケット銃を向けられ遊園地へのデートに誘われる。そこは悪名高い「甘城ブリリアントパーク」。実はそこは本当の魔法の国の住人たちによって運営されており、主人公に支配人になってもらって経営を立て直してほしいという話だった……てな初回。OPはついアクエリオンが始まりそうな気がしてしまう。ラノベ原作。京アニらしい話と絵。序盤のマスケット銃のくだりは正直寒く、遊園地内の駄目っぷりもベタすぎるが、主人公が選ばれたことに「元子役」という理由付けがある点で踏み止まった感がある。これからの各回での奮闘と結果の内容次第か。



【金曜日】
  • 『テラフォーマーズ』(MX/深夜0:30)
    (BS11/金曜深夜0:30)
    西暦2620年、未知のウィルスの脅威に晒されていた地球。主人公は幼馴染みの手術のために地下闘技場で戦っていた男。ウィルス根絶のため肉体改造手術を受け、火星に向かうメンバーとなる……てな感じの初回。原作未読なのでよく知らないけど火星を舞台にゴキブリ人間たちとの戦いを描くのだろう。作画はあまり力が入っていない。ドラマも大味。暴力描写も規制で画面が真っ黒で何が何やら。こういう作品は勢いある超絶作画で見せてナンボだと思う。

  • 『selector spread WIXOSS』(MX/深夜1:05)
    (BS11/月曜深夜0:00)
    女子中高生に人気のカードゲーム《WIXOSS》で特別なカードを持つ者は《セレクター》と呼ばれ、人知れず主人公たちはその戦いに身を投じていた。ひとつの戦いが終わり、自分のパートナーを失った主人公はいつもの日常を過ごしていたが再び戦いに巻き込まれる……てな感じの流れ。萌えTCG深夜アニメ2期。カードバトルものは世代じゃないせいもあり面白さが分からない。少女が非日常の世界に足を踏み入れてしまう暗い雰囲気はよくある中二深夜アニメ。

  • 『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』(テレ東/深夜1:23)
    今度の牙狼は中世ヨーロッパを舞台にしたアニメシリーズ。とある国で大規模な魔女狩りが行なわれていたが、それは魔戒騎士や魔戒法師を排除して国の実権を握ろうとする一人の男が仕組んだことだった。それから17年後。かつて磔の炎の中で産み落とされた少年は「黄金騎士ガロ」の称号を受け継ぎ、人知れずホラーと戦っていた……という初回。今までの実写版から一新した世界観で不安だったけど、しっかり牙狼していて良かった。父親の存在は息子の成長部分を物語の主に置いただけで今までの実写版と精神は変わらない。魔戒騎士たちの鎧姿はCGで実写ともまた違うアクションが楽しめる。

  • 『曇天に笑う』(日テレ/深夜1:58)
    (BS日テレ/日曜深夜0:00)
    時は明治11年。変わりゆく日本に不満を抱く者たちが起こす犯罪が増えていた。湖に浮かぶ特別な監獄「獄門処」への橋渡し役を司っていたのが曇三兄弟である……という話。時代物は設定だけで見た目も中身も中途半端。奇抜な服装で女子向けなキャラ。ありがちな長男次男三男の性格付け。マッグガーデン系と聞いて納得。

  • 『ガンダム Gのレコンギスタ』(TBS/深夜1:55)
    (BS-TBS/土曜深夜0:00)
    軌道エレベータ《キャピタルタワー》を中心とした未来世界。その管理をする側とそれを独占と考え反旗を翻す側との争いが勃発する中、キャピタルガード養成学校に通うパイロット候補生だった主人公は成り行きでG-セルフを操縦し、敵海賊の元でパイロットをやることになる……。富野監督によるガンダム新シリーズというだけでわくわくしてしまう。言葉足らずなところもあるけれど画面情報で納得させられる。独特な文法なのは確かで説明不足と切り捨てる人がいるのもわかる。いつもは情報の見せ方や語り口がきちんとしているものを評価してますが、富野ガンダムにおいては歪であるべきとまで思ってしまうのは80年代を富野アニメで育った欲目かもしれない。

  • 『結城友奈は勇者である』(TBS/深夜2:25)
    (BS-TBS/土曜深夜0:30)
    人の役に立つことをする「勇者部」の女子中学生4人。ある日、スマホから警告音が鳴ると世界の時間が静止し、4人は不思議な世界へ飛ばされた。そこに現れる《神樹》を狙う敵。4人は敵を討伐する勇者に選ばれたのだった……てな初回。事前情報無しだったので序盤だけだと普通の謎部活物とばかり。大赦とか神樹とか神道的な設定の割に少女たちの変身シーンや衣装はいかにもな魔法少女路線という俗っぽさで、やりたいことが透けて見えすぎ。印象は『ビビッドレッド・オペレーション』を思い出す。キャラ萌えして満足な人向け。



【土曜日】
  • 『ログ・ホライズン[2期]』(Eテレ/夕方5:30)
    MMORPGそっくりの世界に放り出され、数万人規模でログアウトも出来ないまま、その世界で生きるために奮闘するファンタジーアニメ2期。ステータス画面とかゲーム世界である表現はしているが、実際のところはただの異世界物に過ぎず。本来、設定から逆算されるべき面白味はまったくない。

  • 『まじっく快斗1412』(日テレ/夕方5:30)
    怪盗キッドがレギュラーアニメ化。製作会社が変わって1話から作り直しとは思わんかった。声優も快斗と中森警部以外は基本総取っ替え。個人的には石田彰がいないんじゃ価値半減だわ。話自体も面白くないからコナンの穴埋め放送程度で十分だったのに。そのコナンも最近は酷いし、あの絵柄の1時間とかやめてほしかった。だったらこの枠で『怪盗ジョーカー』をやってくれればいいのに。

  • 『山賊のむすめローニャ』(BSプレミアム/夜7:00)
    (BSプレミアム/水曜夕方6:30(再))
    ある雷の夜に産まれた山賊の一人娘ローニャの日常と冒険を描くCGアニメ。原作は80年代の外国の児童文学。宮崎吾朗がジブリを離れてテレビシリーズの初監督をする、というのが宣伝文句だけど、キャラデが近藤勝也だったり芝居の付け方がジブリっぽかったりして吾朗監督の個性はここには無い。たぶん本人は宮崎駿の息子として求められているものがそれであると割り切っているんだろうけど。トゥーンレンダCGは予想していたよりマシだった。ただ、大人たちは違和感が少ないけど子供であるローニャはぎこちなさが目立つ。ジブリ芝居や画面構成は手描き作画だからこそ価値を持つのだと再確認。CGで同じことをやっても間が持たない。ジブリの真似事をするだけが吾郎監督の価値となってしまうのか、それともそこから脱却できるのか、行く末は気になるけど見続けるにはあまり面白くない。

  • 『Hi☆sCoool! セハガール』(アニマックス/夜11:30)※無料
    東京の羽田大鳥居にある「セハガガ学園」を舞台にセガサターン、ドリキャス、メガドラの3人がセガのゲームを学ぶCGアニメ。15分枠で基本的には2回分で1本のソフトを紹介する構成。前半のSDパートは『gdgd妖精s』まんまなノリ。セガネタが面白いだけで会話は滑っている。アドリブパートが無いだけマシだけど。セガ好き以外は全く面白くないと思う。

  • 『Fate/stay night [UBW]』(MX/深夜0:00)
    (BS11/土曜深夜0:00)
    手にした者の願いをなんでも叶えるという聖杯を巡る争い──《聖杯戦争》。7人の魔術師と彼らが使役する使い魔たちの戦いは始まっていた。そこに未熟な主人公が巻き込まれ……てな序盤。初回は0話プロローグとして遠坂凛が主人公。『Fate/Zero』は受け付けなかったけど、今作は個人という低い視点から大局へと物語が移行していく流れなのでシリーズ初見でも取っ付きやすい。登場人物らの行動に無駄がなくテンポもいい。あとはこの先のドラマ次第。

  • 『失われた未来を求めて』(MX/深夜1:00)
    (TVK/日曜夜11:30)
    (テレ玉/日曜夜11:30)
    (BS11/金曜夜11:00)
    高校で個性的なメンバーが揃う部「天文学会」に所属する主人公。文化祭を前に学内の治安維持が天文学会に依頼される。そんなある日、同会に所属する幼馴染みの子が交通事故で亡くなってしまう……という初回。本編直後のエンドロールは数日前の部室シーンのリプレイかと思いきや、そこに大きな物音が響き、主人公は全裸で倒れる少女を発見する。これって幼馴染みの死がBADENDでそれを回避するループ物ってことかな。それなら本編はもっと明るいテンプレ学園物で見せた方が落差が大きくて効果的だったかも。演出も作画も固い。一部CGっぽく見えるので調べてみるもいまいち要領を得ない。キャラデの山門郁夫がツイッターに上げた絵を見たけど、それすら生気のない代物だったのでよくわからん。トゥーンレンダでないにしろCGモデルを雛形にした作画でないにしろ、出来上がったものがCGにしか見えないってことはその程度の作画ってだけの話。

  • 『クロスアンジュ 天使と竜の論舞』(MX/深夜1:30)
    (BS11/金曜夜11:30)
    魔法のようなエネルギー《マナ》によって恩恵を受ける平和な世界。しかし、マナを扱えない者は《ノーマ》と呼ばれ、社会を脅かす化け物として隔離される。第一皇女である主人公はそんなノーマを忌み嫌っていたが、自身もノーマだと知る。そして辺境の軍事基地へ追放され屈辱を味わうのだった……てな初回。事前情報のイメージだともっとスカスカな代物と思っていたけど意外とディストピア物として成立してた。主人公の清廉潔白さが実は盲目的狂信でしかないことがわかるところはうまい。キャラデ&作画は固めで魅力薄。ノーマは女性のみという設定やエログロを過激に振るのは映像ソフトを売るアニメの常套手段。はなっから地に足を着けるつもりのないこの作風を面白がれれば楽しいのかもしれない。



ガンダム2本だけでかなり満足だけど……。

今期はどこかで見たような似た印象のものが多いのと、タイトルから内容を思い浮かべにくいものとがあって、どれがどれだか頭の中でまるで残らない。手堅い作りと言えば聞こえは良いけれど、既存の枠内でこじんまりと作る方向性が露骨に現れたのが今期の作品群だと思う。せめて2クールを基本に作品数を半分にして、作品の企画に時間を割いてもらいたいけれど、今の1クールの制作サイクルがリスク回避の意味もあって都合がいいから無理なんでしょうね。

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